美術の著作物 応用美術家具TRIPP TRAPP 【詳細解説】TRIPP TRAPP事件―子ども用椅子のデザインは著作物か?応用美術の保護範囲を大きく広げた知財高裁判決 2026年4月19日 1. はじめに―「実用品のデザイン」に著作権は及ぶのか? 家具、文具、アクセサリー、家電製品。私たちの身の回りには、デザイン性の高い実用品が数多くあります。それらの形状や模様が他社に模倣されたとき、デザインした側はどの法律で守られるのでしょうか。 真っ先に思い浮かぶのは「意匠法」ですが、意匠権は特許庁への登録が必要であ... 大熊 裕司
美術の著作物 損害賠償著作物性翻案差止請求 キャラクターの著作物性はどこまで?「紋次郎いか」判決を読む! 2025年4月27日 今回取り上げるのは、そのイカ菓子と、時代小説の名キャラクター「木枯し紋次郎」をめぐる著作権・不正競争防止法訴訟です。世代を超えて親しまれてきた二つの“紋次郎”が東京地方裁判所の法廷で正面衝突したました(東京地裁令和5年12月7日判決・裁判所ウエブサイト)。... 大熊 裕司
美術の著作物 損害賠償著作物性翻案差止請求 応用美術か意匠か?布団柄の著作権侵害を否定した大阪高裁判決 2025年2月16日 応用美術か意匠か?布団柄の著作権侵害を否定した大阪高裁判決 大阪高裁令和5年4月27日判決(令4(ネ)745号・裁判所ウェブサイト)... 大熊 裕司
法定利用行為 複製権美術の著作物公衆送信権写真の著作物 ホテルロビーやギャラリー展示の著作権トラブル対策 2025年1月6日 1. はじめに 著作物を購入した場合、その物理的な所有権は買主に移転します。しかし、美術作品や写真などの著作物に関しては、著作権の諸権利ー具体的には複製権(著作権法第21条)、上映権(同法第22条の2)、公衆送信権(同法第23条)、展示権(同法第25条)などーは必ずしも当然に買主へ移転するわけではありません。著作権は著... 大熊 裕司
美術の著作物 損害賠償著作物性差止請求美術の著作物 TRIPP TRAPP事件(第2回・知財高裁平成27年4月14日判決) 2025年1月1日 1.判決の基本情報 事件番号:知的財産高等裁判所判決/平成26年(ネ)第10063号 判決日:平成27年4月14日 判示事項:被控訴人(被告)が製造販売する幼児用椅子(被控訴人製品)が、控訴人(原告)製造の「TRIPP TRAPP」椅子(控訴人製品)の著作権や不正競争防止法上の権利を侵害するか否かが争点でした。本判決で... 大熊 裕司
美術の著作物 著作物性複製権創作性美術の著作物 “BAO BAO”バッグ事件 2024年12月31日 1.はじめに 本記事では、「不正競争行為差止等請求事件」(東京地方裁判所判決/平成29年(ワ)第31572号/令和元年6月18日)について、判決日や出典等の基本情報を整理したうえで、どのような事案が争われ、裁判所がどのような基準と判断を示したのかを詳しく解説します。本件は、ファッションアイテムのうち特にバッグの外観デザ... 大熊 裕司
美術の著作物 損害賠償著作物性翻案美術の著作物 「タコの滑り台事件」が示す著作物性の境界。応用美術か否か? 2024年12月31日 はじめに いわゆる「タコの滑り台事件」は、原告が「タコの形状を模した公園の遊具である滑り台」について著作権(美術の著作物または建築の著作物)を有すると主張し、被告が別の公園整備工事でタコ形状の滑り台を製作したことが著作権侵害(複製・翻案)に当たるとして損害賠償等を求めたものです。 本件では、一審・東京地方裁判所判決(令... 大熊 裕司
美術の著作物 損害賠償翻案複製権美術の著作物 たこの滑り台事件ー応用美術 2024年4月21日 知財高裁令和3年12月8日判決言渡 令和3年(ネ)第10044号 著作権侵害控訴事件 (原審・東京地方裁判所令和元年(ワ)第21993号) https://www.ip.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail?id=5669 事件の概要 本件は、控訴人Aが被控訴人Bに対し、訴外会社Cが製... 大熊 裕司
美術の著作物 著作物性音楽美術の著作物応用美術 ファービー事件(仙台高判平成14年7月9日)-応用美術 2024年4月21日 仙台高等裁判所 平成12年(う)第63号 著作権法違反被告事件 (原審 山形地方裁判所 平成11年(わ)第167号 平成12年3月31日判決 宣告) 仙台高等裁判所 平成13年(う)第177号 著作権法違反被告事件 (原審 山形地方裁判所 平成111年(わ)第184号 平成13年9月26日判決 宣告) https:... 大熊 裕司
美術の著作物 著作物性差止請求美術の著作物二次的著作物 漫画の著作物について 2023年7月23日 漫画については、一般的には美術の著作物の一つということになりますが、漫画にはセリフがあり、ストーリーもあることから場合によっては言語の著作物としても保護される可能性があります。 漫画については、「ポパイ事件」と「キャンディキャンディ事件」の2つの有名な最高裁判例があります。... 大熊 裕司