著作権侵害 翻案複製権翻案権二次的著作物 キャラクター商品のリメイク販売-著作権等の観点から 2025年1月4日 はじめに キャラクター商品のリメイク行為、いわゆる「改造して販売する」行為は、近年のハンドメイドブームやSNSを通じた個人クリエイターの台頭なども相まって、たびたび話題に上るテーマです。すでに正規購入したキャラクターグッズを、個人が独自にアレンジ(例:服を切り貼りして別のデザインを施す、フィギュアを塗装し直す)し、それ... 大熊 裕司
美術の著作物 損害賠償著作物性翻案美術の著作物 「タコの滑り台事件」が示す著作物性の境界。応用美術か否か? 2024年12月31日 はじめに いわゆる「タコの滑り台事件」は、原告が「タコの形状を模した公園の遊具である滑り台」について著作権(美術の著作物または建築の著作物)を有すると主張し、被告が別の公園整備工事でタコ形状の滑り台を製作したことが著作権侵害(複製・翻案)に当たるとして損害賠償等を求めたものです。 本件では、一審・東京地方裁判所判決(令... 大熊 裕司
音楽の著作物 翻案複製権創作性翻案権 音楽の著作物における編曲と著作権の考察 2024年11月6日 音楽は日常生活の中で広く親しまれており、さまざまな場面で再生され、編曲され、利用されています。しかし、音楽に関する著作権の問題は非常に複雑で、特に編曲に関してはその範囲や権利の扱いが難しい問題となることが多いです。本ブログでは、音楽の著作物における「編曲」とその著作権上の取り扱いについて、判例を交えながら詳しく解説しま... 大熊 裕司
著作権侵害 音楽翻案翻案権二次的著作物 パロディと著作権法の関係—替え歌やパロディが違法となる理由とは? 2024年10月19日 パロディは、文化や日常生活においてしばしば目にする表現形式です。特に音楽や映像を題材にしたパロディは、コミカルな要素や風刺を加えて観客を楽しませる手段として知られています。しかし、パロディには著作権の問題が絡むことが多く、特に替え歌やパロディが著作権法上問題となるケースが多くあります。今回の記事では、パロディと著作権法... 大熊 裕司
著作物 翻案複製権創作性翻案権 二次的著作物とは(2) 2024年8月31日 著作権法は、創作された著作物に対して著作者に一定の権利を付与し、その権利を保護することを目的としています。著作物とは、創作的な思想や感情を表現したものであり、小説や絵画、音楽、映画などがその典型例です。しかし、創作活動はそれにとどまらず、既存の著作物を基に新たに創作された「二次的著作物」も多く存在します。この記事では、... 大熊 裕司
美術の著作物 損害賠償翻案複製権美術の著作物 たこの滑り台事件ー応用美術 2024年4月21日 知財高裁令和3年12月8日判決言渡 令和3年(ネ)第10044号 著作権侵害控訴事件 (原審・東京地方裁判所令和元年(ワ)第21993号) https://www.ip.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail?id=5669 事件の概要 本件は、控訴人Aが被控訴人Bに対し、訴外会社Cが製... 大熊 裕司
著作物性 翻案創作性二次的著作物依拠性 著作物の個数 2022年12月14日 著作物の個数を意識的に検討したり、判決で具体的に言及されることは少ないですが、著作物の個数が原告の主張・立証、また被告の反論・反証にも影響することがあり、著作物の個数を意識することは訴訟の組み立てにおいても有益だと思われますので、教科書等ではあまり触れられていませんが、著作物の個数について考えてみたいと思います。 創作... 大熊 裕司
著作物性 翻案複製権創作性翻案権 「表現上の本質的な特徴を直接感得する」ことの意味 2022年12月14日 江差追分事件 江差追分事件(最判平成13年 6月28日・民集 55巻4号837頁)は、以下のように判示しています。 「言語の著作物の翻案(著作権法27条)とは、既存の著作物に依拠し、かつ、その表現上の本質的な特徴の同一性を維持しつつ、具体的表現に修正、増減、変更等を加えて、新たに思想又は感情を創作的に表現することにより... 大熊 裕司
著作権の権利制限 翻案創作性プログラム第47条 プログラムの著作物の複製物の所有者による複製等(第47条の3) 2023年9月7日 著作権の権利制限の「プログラムの著作物の複製物の所有者による複製等(第47条の3)」をテーマに、著作権専門の弁護士がわかりやすく解説します。著作権法や著作物・版権などに関することはなかなか理解しにくいため、トラブルなどが起きたときやトラブルを未然に防ぐためには著作権の専門の弁護士にご相談ください。... 大熊 裕司
判例紹介 翻案複製権著作者人格権同一性保持権 しまじろうのわお!事件 知財高裁平成28年12月8日判決 2022年11月24日 著作権に関連する裁判の判例である「しまじろうのわお!事件 知財高裁平成28年12月8日判決」をテーマに、著作権専門の弁護士がわかりやすく解説します。著作権法や著作物・版権などに関することはなかなか理解しにくいため、トラブルなどが起きたときやトラブルを未然に防ぐためには著作権の専門の弁護士にご相談ください。... 大熊 裕司