著作物とは、「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」(2条1項1号)を意味します。

著作権法10条は、以下のものを著作物として例示列挙しています。なお、ここで列挙されているのは「例示列挙」であって、「限定列挙」ではありませんので、著作物が例示されたものに限られるわけではありません。  

著作物の記事一覧
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マンションの設計図は著作物か──メゾンA事件に見る「建築の著作物」と「図面の著作物」の交錯
建売住宅は「建築の著作物」か――グルニエ・ダイン事件が引いた著作物性の高いハードル
電車線設計用プログラム事件――ソースコードの「ありふれた表現」はどこまで保護されないのか
「翼システム事件」──データベースに著作物性は認められるか、そして著作権がなくても不法行為で保護される場面とは(東京地判平成13年5月25日中間判決)
「ヘアスタイルコンテスト写真事件」──被写体をスタイリングした美容師は写真の共同著作者となるか(東京地判平成27年12月9日)
【詳細解説】TRIPP TRAPP事件―子ども用椅子のデザインは著作物か?応用美術の保護範囲を大きく広げた知財高裁判決
付属DVD映像を無断でYouTube公開?出版社でも「氏名表示権」で賠償された判例(知財高裁R6.3.28)